筋肉のメカニズムを知れば、効率良いダイエットが可能に

筋肉のメカニズムを知れば、効率良いダイエットが可能に

ダイエットにはジョギングが良いという事は誰もが知っています。何故ジョギングがダイエットに有効なのでしょう。

 

ジョギングに限らず、長時間動き続けられる運動を有酸素運動と呼びます。ウォーキングや遠泳、長距離の自転車競技などがそうです。これら有酸素運動が行われる時に使われる筋肉の働きがダイエットに関係があるのです。

 

筋肉は筋繊維と呼ばれる細い繊維状の細胞の束として形作られており、この筋繊維の収縮・弛緩によって体を動かしているのです。

 

 

筋繊維には遅筋と速筋の二種類があり、有酸素運動の際に活躍するのは主に遅筋になります。遅筋の性質は収縮時間が遅い為大きな力は出せませんが、長時間働き続ける事が出来ます。

 

 

これはエネルギー源の獲得方法により生じる性質です。遅筋は活動に必要なエネルギーを得る為に体内の脂質と酸素を利用します。先ず血液中の脂質を使い、それが不足してくると体内の細胞に蓄積されている脂肪が分解されて脂質が供給されるので、長時間の活動が可能になるのです。これがジョギングなど有酸素運動がダイエットに有効な理由です。

 

 

そして有酸素運動はこの遅筋を鍛える効果があり、鍛えられた遅筋はエネルギーを作り出す能力がさらに大きくなる為に、益々脂肪燃焼効率が上がりダイエットを促進していきます。

 

さてもう一つの筋繊維である速筋は、遅筋とは対照的に収縮速度が速い為に大きな力は生む事が出来ます。その反面短時間しか活動する事が出来ません。ですから速筋を使う運動は、短距離走・ウェイトリフティング・体操など瞬間的に大きな力が必要な運動です。

 

 

速筋が活動する為のエネルギーは筋肉内に有る糖質を酸素無しに利用します。無酸素運動を呼ばれる所以です。筋肉内の糖質は短時間で消費されるので運動も長時間続ける事が出来ないのです。
それでは無酸素運動はダイエットには不必要なのでしょうか。そうではありません。この二つの筋繊維はもう一つ対照的な性質が有ります。鍛える事で遅筋がその筋肉量が余り増えないのに対し、速筋は筋繊維が増加します。それはウェイトリフティングの選手あの筋肉隆々の体を見れば理解出来るでしょう。

 

筋肉量が増えるとそれを維持する為に基礎代謝が盛んになります。寝ている時にさえ必要な基礎代謝のカロリー消費が増えるという事は、太り難い体質になるという意味でダイエットに効果が有るという訳です。両方の筋肉を鍛える事によって、リバウンドの無い効果的なダイエットを可能にします。